氣楽のコンセプト

氣楽ロゴ氣楽は『自然のちからで健康をサポートする』をコンセプトとした漢方相談薬局にナチュラルショップを併設したお店です。

「生涯食育&健育」

生まれる前から、人生最後まで、自然のちからで健康をサポートし、からだにも地球にもやさしいライフスタイルを総合的に提案します。

元氣!楽しい! 自然のちからで健康をサポートします

ご飯とみそ汁「元気」「気力」「気持ち」「気合」「運気」…「気」は私たちの身近にあります。「気」つまり「エネルギー」は、毎日の食事から得ることもできます。
日本食の基本は「米」です。「氣楽」の「氣」は、真ん中に「米」を使った字を使い、毎日の食事を大切にして、楽しく元氣に生活していただきたいという想いを込めました。

オーナーの想い

総合病院や薬局など医療の現場で薬剤師として働いてきて、病気の人が増えていると実感しています。日々、薬剤師としてがんやリウマチなどを患う方々と向き合う中で、病気になってから治すことを考えるよりも、病気になる前に病気にならないように予防することで、ひとは元気に笑顔で生活できると感じました。

病気の方や、病気とまではいかない何らかのからだやココロの不調のある方を、健康になるようにサポートしたい。日々の生活で病気にならないように、健康と食の大切さをひとりでも多くの方々にお伝えしたい。病気の人を減らし、元気で健康なひとを増やしたいと考えるようになりました。

病気になると薬や病院に頼りがちですが、もっと手前で自身の体に向き合うことが大切だと思います。

食事は、健康の基本。食べることは生きること。一日に3回もからだを改善するチャンスがあると前向きに捉えてください。

今日、何を食べましたか? 睡眠は充分ですか? 体の不調はありませんか?
一時期の私のように、行き場のなくなった方々を1日でも早くつらい症状から解放して、病気を根本から改善するお手伝いがしたいと思っております。

氣楽は、漢方を中心とした健康の総合ショップです

「自然のちからで健康をサポートする」をコンセプトに、3つの機能を兼ね備えています。

  • 漢方薬局・・・不調やお悩みなどのご相談をお受けし、一人ひとりの体質や症状に合わせて、漢方薬を調合します。また、食事での改善をご希望の方には、健康相談・食事指導もしています。
  • ナチュラルショップ・・・オーガニックや無添加にこだわった厳選商品を販売しています。
  • キッチンスタジオ・・・自分や家族の健康を守るための講座や料理教室、生涯学習、みそづくり体験などを企画、運営します。

氣楽は、漢方を中心とした健康の総合ショップです「自然のちからで健康をサポートする」をコンセプトに、3つの機能を兼ね備えています。

氣楽/薬剤師 八木田 紀子 プロフィール

八木田 紀子(やぎた のりこ)

八木田 紀子

  • 薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、研修認定薬剤師
  • 望診法指導士
  • 健康と食のコーディネーター

薬学部卒業後、総合病院で薬剤師として勤務。
2009年より『癒やしの場 ひびっく』を立ち上げる。健康の基本は「食」と考え、講演活動を行うかたわら、望診法による健康相談や食事指導にも力を注ぎ、より具体的で実践的なアドバイスを実施。
そして2014年、漢方薬局、ナチュラルショップ、キッチンスタジオと3つの機能を兼ね備えた『氣楽』をオープンし、現在に至る。
(自らもアトピーの経験と15kgのダイエットの体験がある)
→氣楽 企業facebookページ  →八木田紀子 個人facebookページ

講座・講演会実績一覧はこちら  講師依頼はこちら

これまでに学んだこと・資格

医学・薬学

  • 薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、研修認定薬剤師
  • 東洋医学、漢方、中医学など

  • マクロビオティック、薬膳など
  • 望診法指導士
  • マクロビオティックインストラクター
  • 正食協会上級終了
  • 食生活アドバイザー
  • フードコーディネーター

その他

  • ホメオパシー、フラワーエッセンス、カラーセラピー、アロマセラピー

八木田紀子が氣楽を立ち上げるまで

アトピー卒業への道のり

こどものころ〜予備校生のころ

こどものころは、ひじやひざの裏にアトピーが出る程度で比較的軽い症状でした。アトピーだけでなく、アレルギー性鼻炎で耳鼻科に通院し、脱感作治療をしていました。
しかし中学3年生のとき、首から落泄物がポロポロ出始めました。
そして高校卒業後の春、大学受験に失敗し、アトピーが悪化。皮膚科で体中を包帯でぐるぐる巻きにされ、ステロイド入りの亜鉛華軟膏を全身に塗る治療を受けました。
その後、漢方外来のある病院に通院し、漢方の煎じ薬を服用していました。

大学進学のため、関西へ

大学進学後の寮生活のとき、ヘルペスを発症しました。ひどい痛みに、皮膚科でステロイド&抗ウイルス薬治療をしました。
寮生活では食事が自分の思うようにいかず、結局ひとり暮らしへ。
この頃、いったんアトピーは落ちつきました。

21歳で白内障に!?

大学4年生のときに、コンタクトを作り替えようと受診した眼科で白内障と診断されました。誤診では?と思い、ほかに2人の眼科のドクターを受診しましたが、すべて白内障の診断。両目とも手術し、人工レンズを入れることになりました。
遠くは見えるようになりましたが、近くが見えにくいため、薬剤師の国家試験の勉強は苦労しました。

社会人になってからのこと

大学卒業後は、総合病院に勤務。
アトピーは、首のかさかさ、顔や体の乾燥が気になるぐらいでしたが、職場の方々の勧めで勤務先の皮膚科を受診。ステロイドを使わないから治らないとさんざん言われました。

しかし私は、ステロイドを使わずに体質改善しアトピーを完治させることを決意し、漢方外来のあるクリニックに通院。漢方のエキス剤を服用することにしました。
そこで歯に使われている金属がアトピーに影響しているかも?ということを知り、金属を除去する治療、噛み合わせ治療なども行いました。歯科治療に膨大な時間とお金を費やしました。

また歯科のドクターの紹介で、今までとは違う漢方外来のある病院に通院。
そのドクターは、「体は治るようになっている」と教えてくれました。
そして、原因をひとつずつ、玉ねぎの薄皮をはがすように取り除いていきました。
その間、漢方の煎じ薬を服用しました。また、水による金属汚染、電磁波、潜在感染、農薬などの化学物質などを取り除く治療を行いました。

マクロビオティックとの出会い

社会人になったころに、卵料理やケーキ食べると調子が悪いという感覚があり、極力卵を食べないようしていました。
たまたま出張で行った東京で食べたマクロビオティックのケーキに感動し、卵を使わなくてもこんなにおいしいケーキが作れることを知りました。

マクロビオティックの本で知識を得て、お米は玄米がよさそうだと思い、家では玄米にしました。玄米を食べるようになってから便通が改善しました。おかずは完全な菜食ではなく、肉も魚も食べていました。
なんとなく体によさそうだと始めた玄米ですが、体系的に学びたいと思い、正食協会の料理教室に通い始めました。実際に料理を習うと、本で読んだだけではよくわからなかったことがわかり、目からうろこでした。

玄米があわない?

料理教室で食べた圧力鍋の玄米のおいしさにひかれ、圧力鍋を購入。たまに白米を食べると、いまいち物足りなく感じ、玄米を続けました。
しかしある時、体がかっかしていることに気づきました。

体にいいと思い、圧力鍋で炊いた玄米にゴマ塩をまっ黒になるまでふって食べ、夏でもトマト、きゅうり、じゃがいもなどの体を冷やす食べものをまったく食べず、野菜は必ず火を通してから食べるなど、偏った食事をしていたので体がバランスを崩したのですね。
やはり食べものが体をつくっていることを実感しました。

食べものの陰・陽を考えながら、季節にあった食べ方をすることにより、体のバランスを整えることができます。食べ誤まるから、何らかの症状が出るのです。症状が出たら、早いうちに体の声を聞き、食べ誤りを修正することが大切です。

体をつくっている『食』でアトピーから卒業

ひどかったアトピーもかなり落ち着いてきましたが、あと一歩がすっきりしません。食事にも気をつけているし、いろいろしたのに、なぜすっきりしないのかなぁ?という思いが出てきました。
そんなときに望診法の山村慎一郎先生に出会いました。

食事に気をつけているといっても、生モノや果物を食べない、低農薬の野菜を選ぶ、玄米にごま塩をたっぷりかけて食べる、お菓子は白砂糖でなければよい、納豆を毎日食べる・・・などなど。今思えば、とても偏った食だったと思います。
からだもココロもすっきりしないのは、てんさい糖やメープルシロップ、甘酒、さつまいもなどの甘いものの摂りすぎが原因だったと考えられます。甘いものを摂ってバランスをとらなければならないほど、玄米とごま塩で陽性過多になっていたのでしょう。
日々の食事がこんなに体に影響していることを思い知らされ、食が大切だと実感しました。

日本人に合った穀物中心の食事へ

マクロビオティックが規制ばかりのものではなく、何を食べてもゆるがない体をつくるための、もっと自由なものだということがわかるようになってきました。
病気や症状の改善には、多すぎるものを一旦減らしていくことが大切です。
私たち日本人が昔から食べてきたもの、その土地でとれたものを旬の時期にいただく、自然の摂理に合ったもの、気候風土に合った食事に戻せばよいです。
食べものを旬のもの、良質なものにして、食べ合わせのコツを知ることで、からだやココロの不調は改善されていきます。人は毎日必ずといっていいほど食事をします。だから、毎食が体を変えていくチャンスなのです。

西洋医学から東洋医学へ
薬剤師として、総合病院で勤務

薬学部卒業後は、総合病院で薬剤師として勤務していました。
服薬指導、治験コーディネーター、DI(医薬品情報管理)などの業務を行い、さまざまな病気の患者さんと接してきました。がんやリウマチ、腎移植の患者さんなどにかかわっていく中で、手術や薬などを使っても、病気が再発したり完全に治らない現実に、私は西洋医学の行きづまりを感じました。
在職中より、自分のアトピーがきっかけで漢方に興味を持ち、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格などを取得。東洋医学と西洋医学を融合し、自然治癒力を引き出す統合医療の研究会で、漢方薬、ホメオパシー、フラワーエッセンス、気功、刺絡などを学びました。

漢方の世界へ

漢方の魅力にひかれてからは、漢方調剤薬局・漢方薬局で勤務をしてきました。
ここでも、がん、アトピー、リウマチなどの難病の患者さんと接する機会が数多くあり、服薬指導していく中で、薬に頼るのではなく、病気にならない自然治癒力を高める方法を研究するに至りました。

健康の基本は、「食」

西洋医学、東洋医学を学び、さらに食と病気の関係を学びました。自身のアトピーだった経験からも、病気を治すのは病院でもドクターでも薬でもなく、自分自身の持つ自然治癒力だと感じました。そして、日々の食事がこんなにも体に影響していることを思い知らされ、食が体にとってどんなに大切かということを痛感しました。
健康と食の大切さをひとりでも多くの方々にお伝えしたい、病気や症状でお悩みの方に、1日でも早くつらい症状から解放され、病気を根本から改善するお手伝いがしたい、という思いから『氣楽』を立ち上げました。
『氣楽』では一人ひとりの症状に応じた漢方の調合のほか、オーガニック食材・雑貨の販売、旬の野菜を使ったからだにやさしい料理教室とマクロビオティック望診法に沿った食事指導などを行っています。
ぜひみなさんご一緒に「もっと元気!もっとキレイ!」になりましょう!