「肝」の低下と目を酷使する生活で目の老化が進行!?
「目が疲れてつらい」と感じることはありませんか?
パソコンやスマホ、テレビやゲームなど、現代の暮らしでは、毎日、目を酷使することが多いので、疲れ目やドライアイ、かすみ目、目の充血、視力低下など、目の不調を訴える方が増えています。
また、老眼、緑内障や白内障、加齢黄斑変性症、飛蚊症など加齢に伴ってあらわれる目の疾患もあります。

目の疲れやトラブルは「肝」の不調から!
漢方では、目は「肝」と関係が深く、目のトラブルは、「肝」の低下にあると考えます。
「肝」は、西洋医学でいう「肝臓」の臓器そのものではなく、体に栄養と潤いを与える「血(けつ)」を貯蔵し、体内の「気(エネルギー)」を巡らせるはたらきがあります。ストレスや目の酷使、加齢などにより「肝」のはたらきが低下すると、目の栄養である「血」が不足し、目に十分な栄養が届かなくなるため、疲れ目、ドライアイ、かすみ目など、さまざまな目のトラブルがおこりやすくなります。
また、加齢によっておこる目の症状は、「腎」の働きの低下が深く関係しています。「肝腎同源(かんじんどうげん)」とも言われ、「肝」と「腎」は互いの働きをサポートし合う関係にあります。
そのため、「肝」の機能を高めるためには、合わせて「腎」を強くすることも大切です。


ドライアイ、眼精疲労に、目の健康を守る漢方
一日中パソコンやスマートフォン画面などを見ることが多い現代人の目は、とても乾き疲れています。さらにコンタクトレンズの着用やエアコンによる乾燥などの影響も受けて、現在日本では約2,000万人ものドライアイの患者さんがいるといわれ、オフィスワーカーの3人に1人がドライアイという報告もあり、年々増加傾向にあります。
「眼科でドライアイ用の目薬は処方されているが、疲れ目にはいまいち」という方にも、体の中かから改善していく飲む目薬の漢方薬がおすすめです。
また、高齢化社会を迎え、目の老化症状に悩む方も増えています。老眼や白内障はいわゆる老化現象と言われ、誰にでも訪れる症状といっても過言ではありません。


目に効く漢方薬には、「肝」や「腎」を補う生薬が含まれている
目の症状も人によりさまざま。また、ストレスによってもひどくなることも。目に効く漢方薬もさまざまあり、どれか1種類の漢方薬で改善する場合もありますし、他にも症状があれば、他の漢方薬を加減してお薬をおつくりしますので、ご相談くださいませ。

目のトラブルでお困りの方は
疲れ目やドライアイ、かすみ目、目の充血、視力低下、老眼、緑内障や白内障、加齢黄斑変性症、飛蚊症など、目のトラブルでお悩みの方、ぜひ漢方専門薬剤師にご相談ください。
おひとりおひとりの体質・症状に合わせて漢方薬をおつくりいたします。