春の養生 春は発散の季節

 

桜の便りが届く季節となりました。福岡では21日に桜の開花が発表され、1週間から10日ぐらいで満開とのことです。お花見の季節ですね。

春は、植物が芽吹き、地中からさまざまな虫たちが顔をだし、動物も虫も活発に動き出す季節です。生命力や新しい「陽の気」が満ちています。
ヒトも同じように、春になると、何か新しいことを始めたくなります。からだにやる気や元気をもらたす「陽の気」が高まり、エネルギーが満ちあふれてきます。
春を新学期や新年度として、新しいことを始めるスタートの時とするのは、自然のサイクルにのっとったことだといえます。

 

漢方では、新芽から青葉へと草木がぐんぐん成長していくように、春はヒトも活動的になり、その陽の気をのがさず、取り入れることが春の季節に合った養生の方法です。やる気も元気もわき起ってくるはずです。それを押さえつけないように、心身ともにのびのびと暮らすことが大切です。
この季節に、自然に逆らって気持ちを抑え込み、寒い冬のように、家に閉じこもり、発散しない生活をしていると、陽の気がどんどん上昇して体内に滞り、上半身に症状が出やすくなります。春のめまいやのぼせ、気持ちの高ぶりによる不眠など、春の陽気の上昇にともなう症状です。
また、春に、陽の気を発散させないでいると、夏にうまく対応できなくなってしまいます。
夏にからだが冷えやすいという方は、春に活動的に過ごすことを心がけるといいです。日光を浴びて、ゆったりと散歩を楽しんだり、深呼吸をするのもおすすめです。
これからお花見の季節。桜を見ながら、散歩を楽しみましょう。

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