夏バテ予防、熱中症対策に梅干し!

梅干しは、昔ながらのものを

梅干しは、梅の「酸味」が肝臓の働きを活発にし、「鹹味」の塩が利尿作用を高めて「腎」の働きを補い、「辛味」のしそが腸の働きを整え便秘を防ぎ、三味がそろったバランスのよい食材です。かつては、「1日1個梅干を食べれば医者いらず」といわれ、どこの家庭でも梅干しが常備されていました。減塩ばかりが強調され、洋食がふだんの食卓にのぼるようになって、あまり食べられなくなってしまいました。「梅、塩、しそ」のみで漬けられた昔ながらのほんものの梅干しを食べる習慣を!!

塩分を気にされる方は      自分でできる塩抜き方法

市販の梅干しは、減塩タイプや調味したものが多いです。これらは、白干ししたものを水につけ塩抜きしたもので、商品ラベルに「調味梅干」と記載されています。塩分が少なくなることで保存性が下がるため、保存料が添加されていたり、甘味がついていたりと、せっかくの梅干しの効果が台無しです。塩分を気にされる方は、昔ながらの梅干しを自分で塩抜きを。湯のみに梅干し1個と水を入れ、10分ほどすれば表面の塩分は抜けます。

梅干の塩分は?

梅干の塩分を気にされる方がいらっしゃいますが、梅干は、塩そのものではありません。梅干には、疲労回復に役立つクエン酸やミネラルも含んでいますので、熱中症対策や夏バテ予防に。

 

五臓を守る五味のバランスがとれた梅干おにぎり

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