漢方の救急箱を常備しよう!(2020年改訂版)

漢方薬には、体質改善のためのじっくり漢方と、かぜなどの今すぐ治したいときの即効漢方があります。
「漢方の救急箱」には即効漢方を入れておくのがおすすめです。

「漢方の救急箱」としてぜひ常備したいのが、かぜ薬。かぜと言えばいつでもどんな症状でも「葛根湯」と
思われがちですが、時期や症状に合わせて漢方薬を使い分けることで効き目が違います。

これから寒くなるかぜのシーズン、ご自分に最も合った漢方薬を選びましょう。

常備しておきたいかぜの漢方薬

かぜのひきはじめ(体力のある方)・・ 葛根湯
       ぞくぞくする寒気、首・肩のこわばり


虚弱な方・高齢者に
 胃腸にやさしい 咳・痰・だるさ
・・・ 参蘇飲(漢方の総合感冒薬)


のどの違和感・腫れ・痛み、咳、熱感、口(のど)の渇き
     ・・・・・ 金羚感冒散


発熱、悪寒、頭痛、節々の痛み、口渇、鼻腔乾燥、はきけ、食欲不振
     ・・・・・ 柴葛解肌湯


水っぽい鼻水、くしゃみ、うすい痰の咳、アレルギー性鼻炎や花粉症にも
     ・・・・・ 小青竜湯


こみ上げる咳、咳き込む、ゼイゼイする・・・ 麻杏甘石湯


季節の変わり目に調子が悪い。頻繁にかぜをひきやすい方に。
  からだの免疫力を強める!
  疲れやすい、虚弱な方の体質改善
・・・ 玉屏風散


それぞれのご家庭やその方にあわせて「漢方の救急箱」をお作りするお手伝いをさせていただきます。
ご旅行や出張時の急な体調の変化に常備しておきたいなどのご要望にも応じさせていただいております。
ご相談くださいませ。

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