節分といえば恵方巻

節分のいわれ

二十四節気の立春の前日が節分です。豆まきは、宮中で大晦日に行われていた「追儺」が元で、冬から春への節目に邪気を払い、新年(旧暦の頃は立春を新年としていた)の幸せを祈る行事でした。

近年は、節分といえば恵方巻を食べる習慣が広まりました。

恵方巻を食べて無病息災

恵方巻きは、節分にその年の恵方を向いて太巻き(巻き寿司)を〝丸かぶり〟すると願いが叶(かな)い、無病息災や商売繁盛をもたらすとされる慣わし。恵方巻きを食べるようになったのは江戸時代の終わり頃で、大阪の商人が商売繁盛、無病息災、家内安全祈願として立春の前日の節分に「幸運巻寿司」を食べたのが始まりと言われています。

 その後この風習は一旦すたれましたが、1970年代に大阪の海苔(のり)業界が行ったイベントで復活し、関西地方では一般的な風習となったようです。

1990年代にコンビニなどで販売されるようになり、2000年以降には全国的に広がってこの時期に〝予約受付中〟の案内を目にするようになりました。

恵方巻きは、縁起よく七福神にちなんで7種類の具を入れ、巻き込んだ福を逃さぬよう、縁を切らぬよう包丁で切らず丸ごと1本、恵方を向いて無言で食べきるとよいとされています。また、太巻きを鬼の金棒に見立てて、鬼退治ととらえる説も。

節分は毎年2月3日とは限らない?

2021年の「節分」は、明治30年(1897年)以来124年ぶりに「2月2日」になります。節分は立春の前日。ほとんどの年で「2月3日」がその日に当たります。ですが立春は「2月4日」に固定されたものではなく、3日や5日に変わることがあります。

地球が太陽の周りを1周すると1年ですが、1周にかかる時間は厳密には365日ではなく365日と約6時間かかります。わずかなズレを調節するためにうるう年がありますが、地球が立春の位置を通過する時間単位で見るとわずかにゆらぎがあるため、立春の日付が前後します。立春の日付が前後することにあわせて、前日の節分も動くことになるので、「2月4日」や「2月2日」になります。「2月2日」の節分は、2022年に「2月3日」へ戻りますが、2025年から4年ごとに再び2月2日が続き、今世紀末にかけて頻度が増えていくとされています。

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